SSブログ
051219_2026~0001.jpgかわゆいさらたん.jpgDVC00018.JPGDVC00082.JPGDVC00045.JPG
以前のブログ→ 『Lovely 5Wan Life』 http://lovely5wanlife.blog.so-net.ne.jp/

原発事故◆放射性物質の動物への影響は? [動物愛護・福祉]

4月2日(土)[晴れ]


以下、日本獣医師会トピックスより。掲載日:2011年04月01日

<福島第一原子力発電所の事故に起因する放射性物質の動物への影響等>

http://nichiju.lin.gr.jp/topics/topic_view.php?rid=380


福島第一原子力発電所の事故による原子力災害に伴う放射性物質による汚染が
動物の身体に及ぼす影響と汚染への対応法について(緊急的暫定措置)
2011 年 4 月 1 日   PDFファイル

https://seo.lin.gr.jp/nichiju/suf/topics/2011/20110401_09.pdf



************************************************************:




以下、Yahoo!ニュースより抜粋。

原発避難で野良犬化=かまれた住民も―福島
時事通信 3月31日(木)15時57分配信


 東日本大震災から20日がたった31日、福島第1原発周辺からの住民避難が続く福島県では、住民が自宅などに放置したペットが問題化している。飼い主が避難所に連れて行けず、放して野良犬化したケースも多いといい、県や保健所が対応に追われている。

 同県食品生活衛生課には27日現在で、「ペットを残して避難してしまったが、どうしたらいいか」との問い合わせが38件あり、「避難のためペットを預かってほしい」との要望も35件寄せられた。「原発20キロ圏内の自宅に犬をつないだまま避難した。何とかしてほしい」との相談もあったが、同課は「圏内への立ち入りはできず、直接行って何かできる状況ではない」と頭を抱える。

 簡易ブログ「ツイッター」などでは、住民が放置したペットを保健所が捕獲し、すぐに殺処分しているというような誤った情報が広まったといい、真偽の問い合わせが相次いだ。同課は「そうしたことは一切ない。保護したペットは県の施設で長期間保護し、飼い主を捜すことにしている」と説明している。
 
同県の相双保健福祉事務所(南相馬市)の担当者は、「ペットも個人の所有財産。家の中で放置されているからといって、行政側がいきなり連れてくるわけにはいかない」と苦しい立場を語る。同市内では既に、放置された飼い犬にかまれたケースが数件発生しており、問題が長期化した場合、野良犬が増え、感染症や衛生状態の悪化が懸念されるという。 



**********************************



以下、中日新聞より抜粋。


さまよう被災ペットたち 岩手・宮古の施設「もう限界」
2011年3月31日 16時11分


避難所で一緒に暮らせなくなり、動物病院へ預けられた多数のペット=30日、岩手県宮古市のグリーン動物病院で(中嶋大撮影)

 被災地で、ペットの行き先確保が課題になっている。避難住民からペットを預かっている動物病院やペットショップには一時保護の要請が相次ぎ、新たな引き取り先探しを模索している。
 岩手県宮古市内では、動物病院など少なくとも4カ所でペットを保護。犬、猫など計23匹を無料で預かっている同市のグリーン動物病院のスタッフは「すでに限度いっぱい。保護が2、3カ月も続くことも考えられ、被災者が落ち着くまで預かってくれる人を探さないと」と話す。
 学校など大きな避難所ではペットを受け入れている所もあるが、においや鳴き声はほかの避難住民とのトラブルの種。親戚宅に身を寄せる人もペットまで連れて行くことにはためらいがあるという。
(中日新聞)


************************************



以下、毎日新聞よりを抜粋。

東日本大震災:避難のペットに支援 ケージや首輪、寄付集まる /群馬

毎日新聞 3月31日(木)12時56分配信
 
◇みなかみの被災者「家族の一員、ありがたい」
 
東日本大震災の被災者約300人を受け入れているみなかみ町で、ペットと一緒に避難生活を送る被災者のために、町観光協会がペットフードやケージなどの提供を呼び掛けたところ、町内外から多くの寄付が集まった。
 
町によると、被災者のうちペット同伴の家族は12~13組。受け入れている民宿や旅館などの宿泊施設の多くは通常、ペットと一緒に泊まることができないが、施設側は今回特別にペットと滞在できるよう協力することになった。
 
しかし、ペットの宿泊に必要な備品は施設側にないため、同協会が急きょ提供を呼び掛けると、ケージや首輪などが寄せられ、当面必要な分はめどが立った。現在は寄付の受け入れを休止しているという。
 
犬2匹と家族5人で民宿に身を寄せている福島県いわき市の遠藤健一さん(56)は、ケージとマットを譲り受けた。「犬たちも家族の一員なのでありがたい」と話していた。【新井敦】



*******************************************


以下、47NEWSより抜粋。

動物福祉を柱とした条例 災害時にも言及、茨城・牛久市

茨城県牛久市議会は動物の福祉を柱とし、飼い主と行政の役割を明記した「牛久市動物の愛護及び管理に関する条例」を可決した。

動物の殺処分を減らそうというもので市が提案していた。動物の福祉を明記した市町村単位の条例は全国的に珍しいという。

少子高齢化の進行で、犬や猫は単なるペットから家族同様の存在と位置付ける家庭が急増しており、周辺環境の整備は急務。

条例は、飼い主は動物が快適に過ごせるように配慮し責任を持って終生飼育することを求める。その上で飼い主が不明の犬や猫は一時的に市が保護して里親探しをするなど手だてを講じるという。

市環境政策課は「まず飼い主が愛情と責任を持って動物を飼育し、行政も必要な施策を行って、よりよい共生を後押ししたい」としている。

地震など災害発生時には避難所に連れて行けるよう、普段から首輪をつけたり、しつけをして危機管理に努める。

さらに獣医師会と連携し災害時の犬や猫の救護も行う。猫は年間約200匹が車にひかれて死んでいるため室内飼いを徹底させる。

茨城県全体では2009年度に収容した犬や猫の87%が殺処分され、犬は全国で最も多かったという。(取材・黒川美加)

2011/03/22 18:21 【47行政ジャーナル】


******************************************





以下、産経ニュースより転載。

被災地の愛犬預かります 静岡・富士宮のNPOが支援
2011.3.21 23:25


dst11032123260104-n1.jpg

 
被災した民家前で飼い主を待つ犬=21日午前、宮城県東松島市野蒜


 東日本大震災で愛犬を抱えて被災した住民が、身内の捜索や自宅の片付けに力を入れられるよう、静岡県富士宮市のNPO法人「ワンワンパーティクラブ」が22日、愛犬を一時預かる取り組みを始める。

 同法人によると、阪神大震災の際には愛犬の世話のために住まい探しや職探しが遅れた家族が多数いた。今回の地震では、飼い主とともに避難所に移った犬がストレスなどから鳴きやまないケースがあり、苦情も目立っているという。

 被災者から連絡を受けるとスタッフが自宅や避難所に犬を迎えに行き、預かり先の家庭へ届ける。預かり先の家庭は募集し、ヒアリングして世話ができるかどうか審査。犬の被災前の生活環境も考慮し選ぶ。

 問い合わせは同法人、(電)0544・54・1441。電子メールのアドレスはwpc1994@wanwan.org


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

海上漂う屋根の上に犬 不明者捜索中の海保が救助 気仙沼沖
2011.4.1 23:58

dst11040123590085-p2.jpg


以下動画サイトコピーです。

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/japan-earthquake-and-tsunami-in/8422323/Tsunami-surviving-dog-rescued-after-three-weeks-at-sea.html

1日午後4時ごろ、宮城県気仙沼市本吉町の沖合約1・8キロの海上で、漂流していた屋根の上に犬がいるのを、第3管区海上保安本部(横浜)所属の特殊救難隊が見つけ、約1時間後に救出した。

 地元の第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)によると、同救難隊は東日本大震災の行方不明者を捜索するため海上をヘリコプターで飛行中に犬を発見。ヘリコプターから助けようとしたが、犬は海上にあった木材などに飛び移って逃げた。

 隊員3人が救助艇で再度近寄り、最後は救助用の担架に乗ったところを助け出した。

 犬は黒っぽい首輪をつけていたが、飼い主の住所などは書かれていない。海保の巡視船の中でビスケットやソーセージを食べ、おとなしくしているという。




*************************************** 


以下、毎日新聞より抜粋。

東日本大震災 避難生活の支えは愛犬 車中泊続ける66歳

 1人暮らしの大平さんは外出先で地震に遭った。激しい揺れに驚いて帰宅。留守番をしていたモモと、足が不自由な隣家の高齢女性を軽乗用車に乗せ、高台を目指して逃げた。

 命からがらたどり着いた避難所で、日中に作業を手伝い、食料などの物資を受け取っている。「モモちゃん、お仕事だからお留守番しててね」。車を離れるときは必ず声を掛ける。

 モモとの散歩は運動にも気分転換にもなる。エコノミークラス症候群を予防するため、医師に相談して体調管理に気を配る。「仙台市に住む長男が(モモを預かりに)来るまでは一緒にいたい」

 ペットを心の支えにする被災者は少なくない。近くの建築資材会社「南部屋産業」は、被災者が自宅の片づけをする間などの短時間に限りボランティアでペット犬を預かる。小笠原正年代表取締役(64)は「『ペットは手放せばいいじゃないか』と言う人もいるかもしれないが、1人暮らしのお年寄りらにとっては大きな存在」と話している。【福島祥】


*********************************



以下、産経ニュースZAKZAKより抜粋。

ペット、家畜、泥棒も心配…避難地域に一時帰宅者続々
2011.03.31

dms1103311222006-n1.jpg


被災地に置き去りとなったペットもいる一方、ボランティアによるペット専門の避難所で過ごす飼い犬も。ペットの被災も深刻だ=30日、宮城県気仙沼市【拡大】

 福島第1原発の北方にある南相馬市や南方の富岡町は、避難指示が出された20キロ圏内に入るが、避難をこばんだり、一時帰宅する住民が多いことに驚かされる。

 原発の北約30キロ、南相馬市内の国道6号。交差点に「10キロ先立入制限中」と記された看板が立つ。パトカー2台の中には制服姿の警察官。この先が屋内退避。さらに10キロ進めば避難指示地域とは思えないほど車が行き来する。

 30日、近くのコンビニまで車で来た女性(67)は「福島市の方が放射線量が高いじゃない」と皮肉った。自宅は原発の北約19キロ。ハンドルを握る男性(75)と一緒にとどまっている。女性は「牛が道を歩いている。置き去りにしたペットの犬に餌をやるため、日中だけ戻る住民を何人も見てきた」と語る。

 原発の南約7キロ、富岡町で会社を経営する男性(53)は10日ほど前、社印や書類を取りに戻った。震災後、妻、両親らと都内の親族宅に身を寄せたが、社員10人とアルバイト5人の給料日が近づき、どうしても必要となった。

 工業用防じんマスクの上に市販のマスク3枚を重ね、雨がっぱを着て長靴を履く念の入れよう。日帰りで戻る前に福島県内でスクリーニングを受けると、靴の裏と車のタイヤから放射線が検出された。

 30日も会社に向かおうとしたが「原発敷地内でプルトニウムが検出されたと聞いてやめた」。

 行き先を原発の北約30キロ、屋内退避が呼び掛けられた地域にある自宅に変更。1階は津波をかぶったが、無事だった2階から衣類や家族の写真を持ち出した。

 「たんすが荒らされた形跡があった。治安が悪くなっている。20キロ圏内に戻る気持ちはよく分かる」。この日も日帰り。ぱんぱんに膨らんだ布袋や紙袋が、助手席から荷台まで積まれていた。



************************************



以下、ASAHI com.岩手より抜粋。

被災地のペット、移動診療で救う 岩手大の獣医師ら
2011年4月2日


TKY201104010431.jpg


移動診療車にペットの治療を求める飼い主が集まった=大船渡市猪川町

 被災地のペットを助けようと岩手大学動物病院の獣医師らが1日、移動診療車「わんにゃんレスキュー号」で大船渡市内2カ所で巡回診療した。同病院が被災地で移動診療を行ったのは初めて。

 大船渡地区合同庁舎では約2時間で31匹の犬や猫が診療を受けた。熊谷文香さん(21)の飼い猫は地震に驚いて家から逃げてしまった。震災4日後に帰ってきたときには足のつめが4本はがれてしまっていたという。熊谷さんは「近くに動物病院がなくなってしまった。すごい助かります」と話した。

 斉藤俊祐さん(68)の飼い犬は震災後、余震を怖がり、食欲が落ちたり、胃液をはいたりするという。「周りに迷惑をかけるかもしれないので避難所にいられず、親類の家を転々としている」と言う。

 同病院の佐藤れえ子獣医師(56)は「慢性病の薬がなくて困っている動物がたくさんいる。今後も支援したい」と語った。(小泉浩樹)


**********************************



緊急災害時動物救援本部ホームページより。


<一時預かり先ご紹介担当>

社団法人日本動物福祉協会

TEL:03-5740-8856     E-Mail:saigai@jpc.or.jp

詳細は、http://www.jpc.or.jp/saigai/pc_animal.html



P1020976.JPG







nice!(54)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 54

コメント 6

ぴょんこ

ただただ 哀しいですね。。。
避難所では赤ちゃんの泣き声は許されて
わん達の泣き声は許されないのですから。。。。
命に優先順位があることに気づかされます。。。。
by ぴょんこ (2011-04-03 21:02) 

桜♪

慢性的になれば 人の子の鳴き声も 子供がはしゃぐ声にもいらつきます^^;
犬や猫も 大人しい子もいれば 興奮して吠えてしまう子もいる
どこかの避難先で 避難した犬や猫が 老人を癒し 子供の遊び相手になってるのを見ました
狭い空間では仕方ないでしょうが 学校など仕切れる範囲なら そこを統括するリーダの判断で いかようにもなるということですよね。
皆 生きるために 必死なのですよ・・・
by 桜♪ (2011-04-03 21:39) 

karlmama

犬を飼うにあたり やはりしつけ は大切だとは
思っていましたが、こんな大災害になった時
人との信頼関係 っていうことなんか吹き飛んでしまう程
何もかもが 変わってしまいます。
ペットが人の生活に必要になってきた今、
大災害になった今回のことを教訓に 何か
考えなくてはいけませんね。
それにしても 阪神淡路大震災の頃から比べると
ずっと ペットの処遇に関心が高くなっていると
思います。でもまだまだ 足らないし 間に合っていないし。
たくさんの命が 早く安心な場所に落ち着けますように
願っています。
by karlmama (2011-04-04 15:42) 

makkun

被災した民家前で飼い主を待つ犬・・・・
ただただ涙が流れました。

ワンちゃん達の思いを聞いてあげたくて
仕方がありません。
by makkun (2011-04-04 16:56) 

marie

最近になってようやくペットトの感動の再会、 飼い主を待つ動物たちの様子がメディアで取り上げられてきました。
人間はもちろん優先すべきとは思いますが 同時進行で動物たちの救助も必要だと思います。 だって命にかわりはないんですもの。
しゃべれない分・・・・、私たち人間が守ってあげるものだと思います。
by marie (2011-04-05 16:39) 

qoomama

ぴょんこ さんへ~♪

桜♪さんへ~♪

karlmamaさんへ~♪

makkunさんへ~♪

marieさんへ~♪


コメントありがとうございます!
お返事遅くなってしまいスミマセン。

真剣に考えれば考えるほど、ジレンマに襲われます。

今、避難所ではノロウイルスなどの感染症対策が浮き彫りにされています。
動物も人畜共通感染症を持っていますから、
緊急災害時、狂犬病予防接種済票や混合ワクチンなどしていることを証明すること自体も大変難しい立場になると思います。

自らペット同伴避難を心得るものは、避難知る場所はドコで、
そこでペット同伴した場合はどうなるのか?
私たちが住む街・都道府県では、どういった防災計画をたてているのか、
を確認して、災害に合う前に対策を考えていければいいと思うのですが。

とにかく人優先ですから。当たり前なんですけど。

因みに私が住む市ではどうなのか?
ざっと調べているところで、不勉強なのかも知れませんが、
今のところ、ペットに関してのページがみあたりません。

確かなのは、避難時ペットを自分から離してはならんですよ。
動物だってパニックになるのですから。

でもいつも常時べったり張り付いているわけには行きませんから、
もし逸れてしまってら、
その犬が自分の犬だ、という確かな証明ができるマイクロチップ装着や
一緒に写っている写真を持っていること、も有効など、ということが
過去の災害での教訓なのに。

産業動物やペット、展示動物や建物の中に囲われている、
人が管理している動物たちの命を護るために、
緊急災害時、様々な方面で整備されていくといいですね。

東日本大震災プラス震災による原発事故。

尊い命が奪われた教訓が未来に生かされますように祈るばかりです。

人の復興も長期戦。
例えば被災犬・ねこ・小動物などに関しても、長期戦です。

すみません。
考える事・言いたいこと、たくさんありすぎてまとまりません。

微力ながら、今できることを精一杯していこうと思います。




by qoomama (2011-04-06 22:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。