◆アクシデントはゼロじゃない◆ [ベル爺]
9月月30日(木)
早いな~、もう9月が終わっちゃう。
10月は、9日・10日の土日、近所の神社のお祭があり、
今年は年番、神輿渡行の休憩所で振る舞いのお手伝いをするのね。
いつもなら、街の恒例行事や幼稚園・小学校・中学校・町会・地区行事など主力な主人が、
神社のお祭で、神輿はかつぐわ、宵宮でカラオケ大会出場だわ、
夜店で焼き鳥焼くわ・・・ ぶぶぶ!
そういえば、7月30日・31日の金・土は町会の盆踊りで、
我が家にとって、伝説となる事件があったの。
というか、私が家にいながら、大失態をやらかしてしまった出来事。
これは、凹みに凹みました!
いまさらに、お恥ずかしい話ですが、
主人は盆踊りの準備に裏山上にある小学校に朝から晩まで余念なく行ったり来たりしていた。
息子・娘たちは仕事で遅い。
主人が盆踊りの準備で右往左往しているのに、
夜の花火があることをすっかり忘れていた私。
我が家の5ワンたち、
夏は、だいたい夕食が終わってから、
ゆっくりと、冷めてきた夜道をお散歩するのが日課になっていて、
ベル爺は、先に平坦な道で短いお散歩は終わっていたので、
その日も、丁度夜8時すぎにリキ兄とサラ姉を連れてお散歩に出たの。
すると、突然、花火が・・・ひゅ~ん・ドド~ン
さすがに、すぐ裏山から超大跫音にびっくりしたリキ兄!
サラ姉はリキ兄が焦って、帰路を急ぐので一緒になって走った!
引っ張られはしなかったけど、私は、 ハ
ベル爺さん、大丈夫か?!
いや、大丈夫ではないのは明らかで・・・
だから、私も、もうダッシュ
2発目は帰路で聞いた。
家についたら、裏門が開いていた!
ダッシュで玄関内で「ベルー!べるー!」って叫んだのだけど、応答なし。
応答はいつもないから、家中を探す。
姿がなかった!
「え!!!」、
状況からして、ベル爺さん、花火の大跫音でパニックを起こし、
玄関ドアノブを顎で押して出て、
裏門の簡易レバーを鼻で押し上げ、
闇雲に外へ逃げ出した!
としか考え用がなかったけれど、
考えるより、すぐさま、リキとサラを家中に入れ、クーちゃんとももがいるのを確認し、
リード一本持って、飛び出した私。
ああ、玄関の鍵を閉めたけど、
裏門は、ベル爺が帰ってきた時のために開けておいた。
探しながら、すぐに、家族皆に連絡をして、
ひたすら、走った。小一時間は走って、ベルの名を呼び、遠くまで目を光らせた。
日中なら遠くにいても大型犬は見つけやすいけど、
真っ黒なバーニーのベル爺さんじゃ困難極まりない。
ただ、足腰が弱っているから、そう遠くへは行っていまいと思いつつ、
悪いことばかりを考えてしまっている自分。
しっかりしろ!自分だった。
ゼーゼーしながら、汗なのか、涙なのか、ぐしゃぐしゃだった。
家族の一人ひとり、友達やご近所の知り合いという知り合いに声をかけ、必死で探した。
丁度、祭りの場で主人が皆に協力を仰いでくれた。
夜半過ぎてもみんな探してくれていた。
主人が上から帰り、迷子捜索の張り紙をする準備をしてくれて、
そう、とりあえず、100枚位だったと思う。足りなくて追加印刷もした。
翌日、総出で張り紙を貼っていいところや店頭にお願いしたり、貼りまくったの。
主人と私は、昨日のうちに迷子届けを警察へ電話を入れていて、
直接、警察署にて、遺失物届けの書類を出すように言われたので、出してきた。
それから、さらにさらに、恥も外聞もなく、探し続けた。
出来ることは全てやるぞ!!!
介助がないと立つのが大変なベル爺。
日中は猛暑、熱中症になりはしないか、
どこか隠れていて、人気がないところにいたんじゃ倒れていても見つからない。
花火と反対方向に逃げたとしたら、すぐ、横浜市の田園地帯だし。
大通りで交通量も多い。
悪いことばかり頭に浮かぶ、48時間だった。
翌日の夕方、5時過ぎ、運命の携帯がなった。
「昨日、大型犬を探していたかたですよね。」
「・・・で保護しています。迷子張り紙も見ました。そっくりなので、間違いないと思います!」
ホントですか! ・・・・・わかりました!すぐお迎えに行きますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました!!! あー助かった!!!
事後処理はまたまた、大変でしたが、
とにかく、ベル爺が生きて返ってきた!
ベル爺が見つかることだけを祈り、他には何も要らない!二日間だった。
泥だらけ、油だらけで真っ黒になっても、
ベル~って呼んだら、身体を摺り寄せてきたベル爺。
汗と涙と鼻水とベルの抜け毛で私の顔はぐしゃぐしゃ!
でも、そんなの関係ない!
主人も私につられて涙声になった。
我が家の家族になって、もう何年なんてどうでもいい。
ずっとずっと、うちの子だったとしか思えないよ、ベル爺
こんな、失態もあり、実は、ブログも進まなかったの。
ザート書けば抜けてるとこもあるかもしれないけど、
とにかく、
目からウロコが落ちた私。
注意していたらと後悔先に立たずになるところでした。
以来、表門や裏門も犬たちが開けられないように工夫しました。
本当に、万が一は在りえる、ところでした
行政の動物愛護センター迷子情報にたくさんの迷子で収容された動物たちが載っています。
私は川崎市動愛センターの収容犬の一時飼養をし、新しい家族探しのボランティアをしています。
ある職員さんの言葉は胸に深く刻まれています。
我が家で保護犬の正式譲渡が決まり、
喜んで連絡書を提出しに行った時のことです。
私は、「・・・とっても良い飼い主さんが見つかって良かったです^^ラッキーでした!・・・」
などと言ったとき、
職員さんは、
「ラッキー!なんかじゃないんですよ。そこんところ間違えないでね・・・」
と重く口を開いた。
この時の職員さんの言葉の意味の一部分だと思うけど、
やっとわかったような気がする。
ベルのように、万が一のちょっとした飼い主の過ちで、
迷子になり、収容されたかもしれない保護犬たちにとっては、
本来、元の飼い主さんのところに帰れるのが、
本当の幸せなの!
そんなこと当たり前、わかってるつもりだったけど、
私は、思い上がってはいけないと肝に命じた。。。
早いな~、もう9月が終わっちゃう。
10月は、9日・10日の土日、近所の神社のお祭があり、
今年は年番、神輿渡行の休憩所で振る舞いのお手伝いをするのね。
いつもなら、街の恒例行事や幼稚園・小学校・中学校・町会・地区行事など主力な主人が、
神社のお祭で、神輿はかつぐわ、宵宮でカラオケ大会出場だわ、
夜店で焼き鳥焼くわ・・・ ぶぶぶ!
そういえば、7月30日・31日の金・土は町会の盆踊りで、
我が家にとって、伝説となる事件があったの。
というか、私が家にいながら、大失態をやらかしてしまった出来事。
これは、凹みに凹みました!
いまさらに、お恥ずかしい話ですが、
主人は盆踊りの準備に裏山上にある小学校に朝から晩まで余念なく行ったり来たりしていた。
息子・娘たちは仕事で遅い。
主人が盆踊りの準備で右往左往しているのに、
夜の花火があることをすっかり忘れていた私。
我が家の5ワンたち、
夏は、だいたい夕食が終わってから、
ゆっくりと、冷めてきた夜道をお散歩するのが日課になっていて、
ベル爺は、先に平坦な道で短いお散歩は終わっていたので、
その日も、丁度夜8時すぎにリキ兄とサラ姉を連れてお散歩に出たの。
すると、突然、花火が・・・ひゅ~ん・ドド~ン
さすがに、すぐ裏山から超大跫音にびっくりしたリキ兄!
サラ姉はリキ兄が焦って、帰路を急ぐので一緒になって走った!
引っ張られはしなかったけど、私は、 ハ
ベル爺さん、大丈夫か?!
いや、大丈夫ではないのは明らかで・・・
だから、私も、もうダッシュ
2発目は帰路で聞いた。
家についたら、裏門が開いていた!
ダッシュで玄関内で「ベルー!べるー!」って叫んだのだけど、応答なし。
応答はいつもないから、家中を探す。
姿がなかった!
「え!!!」、
状況からして、ベル爺さん、花火の大跫音でパニックを起こし、
玄関ドアノブを顎で押して出て、
裏門の簡易レバーを鼻で押し上げ、
闇雲に外へ逃げ出した!
としか考え用がなかったけれど、
考えるより、すぐさま、リキとサラを家中に入れ、クーちゃんとももがいるのを確認し、
リード一本持って、飛び出した私。
ああ、玄関の鍵を閉めたけど、
裏門は、ベル爺が帰ってきた時のために開けておいた。
探しながら、すぐに、家族皆に連絡をして、
ひたすら、走った。小一時間は走って、ベルの名を呼び、遠くまで目を光らせた。
日中なら遠くにいても大型犬は見つけやすいけど、
真っ黒なバーニーのベル爺さんじゃ困難極まりない。
ただ、足腰が弱っているから、そう遠くへは行っていまいと思いつつ、
悪いことばかりを考えてしまっている自分。
しっかりしろ!自分だった。
ゼーゼーしながら、汗なのか、涙なのか、ぐしゃぐしゃだった。
家族の一人ひとり、友達やご近所の知り合いという知り合いに声をかけ、必死で探した。
丁度、祭りの場で主人が皆に協力を仰いでくれた。
夜半過ぎてもみんな探してくれていた。
主人が上から帰り、迷子捜索の張り紙をする準備をしてくれて、
そう、とりあえず、100枚位だったと思う。足りなくて追加印刷もした。
翌日、総出で張り紙を貼っていいところや店頭にお願いしたり、貼りまくったの。
主人と私は、昨日のうちに迷子届けを警察へ電話を入れていて、
直接、警察署にて、遺失物届けの書類を出すように言われたので、出してきた。
それから、さらにさらに、恥も外聞もなく、探し続けた。
出来ることは全てやるぞ!!!
介助がないと立つのが大変なベル爺。
日中は猛暑、熱中症になりはしないか、
どこか隠れていて、人気がないところにいたんじゃ倒れていても見つからない。
花火と反対方向に逃げたとしたら、すぐ、横浜市の田園地帯だし。
大通りで交通量も多い。
悪いことばかり頭に浮かぶ、48時間だった。
翌日の夕方、5時過ぎ、運命の携帯がなった。
「昨日、大型犬を探していたかたですよね。」
「・・・で保護しています。迷子張り紙も見ました。そっくりなので、間違いないと思います!」
ホントですか! ・・・・・わかりました!すぐお迎えに行きますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました!!! あー助かった!!!
事後処理はまたまた、大変でしたが、
とにかく、ベル爺が生きて返ってきた!
ベル爺が見つかることだけを祈り、他には何も要らない!二日間だった。
泥だらけ、油だらけで真っ黒になっても、
ベル~って呼んだら、身体を摺り寄せてきたベル爺。
汗と涙と鼻水とベルの抜け毛で私の顔はぐしゃぐしゃ!
でも、そんなの関係ない!
主人も私につられて涙声になった。
(夏前の元気なときのベル爺さま^^)
我が家の家族になって、もう何年なんてどうでもいい。
ずっとずっと、うちの子だったとしか思えないよ、ベル爺
こんな、失態もあり、実は、ブログも進まなかったの。
ザート書けば抜けてるとこもあるかもしれないけど、
とにかく、
目からウロコが落ちた私。
注意していたらと後悔先に立たずになるところでした。
以来、表門や裏門も犬たちが開けられないように工夫しました。
本当に、万が一は在りえる、ところでした
(昨年、春、元気な頃のベル爺^^)
行政の動物愛護センター迷子情報にたくさんの迷子で収容された動物たちが載っています。
私は川崎市動愛センターの収容犬の一時飼養をし、新しい家族探しのボランティアをしています。
ある職員さんの言葉は胸に深く刻まれています。
我が家で保護犬の正式譲渡が決まり、
喜んで連絡書を提出しに行った時のことです。
私は、「・・・とっても良い飼い主さんが見つかって良かったです^^ラッキーでした!・・・」
などと言ったとき、
職員さんは、
「ラッキー!なんかじゃないんですよ。そこんところ間違えないでね・・・」
と重く口を開いた。
この時の職員さんの言葉の意味の一部分だと思うけど、
やっとわかったような気がする。
ベルのように、万が一のちょっとした飼い主の過ちで、
迷子になり、収容されたかもしれない保護犬たちにとっては、
本来、元の飼い主さんのところに帰れるのが、
本当の幸せなの!
そんなこと当たり前、わかってるつもりだったけど、
私は、思い上がってはいけないと肝に命じた。。。
ご訪問ありがとうございました
いつ何があるかわからないですね。
本当に見つかってお家に戻れて良かったです。
いなくなってしまってからの様子は緊張しながら読みました。
なるべく私も『探しています』の張り紙は見て覚えておくように
心がけていますが、ずーっと貼ってあったりすると
とても悲しい気持ちになります。
by kokoa (2010-10-01 00:50)
kokoaさんへ~♪
はい!ありがとうございます。
あの二日間は生きた心地しなく、
食事も喉を通らず、熱中症で倒れそうになりました。
とにかく、初動捜索効果ありでよかったのですが、
翌日は広範囲に、大型スーパーや動物病院、
コンビニに各町会の伝言板や電信柱などに貼ったので、
戻ってきて、綺麗に洗って、休ませた後、
今度は、張り紙剥がしと電話連絡で住むところは電話でと、
回収に走りました。
回収には3日かかりました。
手分けして手伝っていただいて貼ったりしたので、
日中、私一人の時は大変でしたが、
ベルが無事だったので、なんのそのでした^^
剥がし忘れもあるかもしれません。
私も、日頃迷子探しの張り紙などをみたら、すぐ携帯に連絡先を入力しているのですが、ずいぶん前にダックスちゃんの行方不明の件があって、
探してに多様な子だったので、連絡したりしたことあって、でも、飼い主さんが見に行ったら飼い犬とは違う子でしたと、連絡先の方からお知らせいただいたこともありました。
人事ではありません・・・悲しいことです。
by qoomama (2010-10-01 01:38)
ベルちゃん、無事でよかったですね~うちも宅配の人が来た時、玄関から脱走して焦ったことがあります^^;でも、何とか捕まえて事なきを得ましたが。。。決して人事ではありません。気をつけましょうね~
by わんわん (2010-10-01 20:02)
職員さんは、私たちが知っている以上に
つらい思いをしたワン達を見てきたんでしょうね。
心に刺さる、大事なお言葉です。
私も肝に銘じて、我が家のワンを大事にしたいと思いました。
by takoyaki (2010-10-01 20:32)
無事に戻ってよかったですね。
ベルちゃんも怖い思いをしたんでしょうね。
qoomamaさんおつかれさまでした。
by marie (2010-10-01 21:23)
ベルちゃ〜〜〜〜ん
よかった 本当によかった。
1時間や2時間じゃないんですよね。
48時間も。そんな長時間 goomamaさんも
ご家族の方達も どんな思いで探して待ってらっしゃったんだと
想像するだけで・・・
ベルちゃんもきっと不安だった事でしょうね。
本当によかった〜。
by karlmama (2010-10-01 23:09)
わんわんさんへ~♪
はい、ありがとうございます!
玄関内側簡易ゲートもあるのですが、
パニック大型犬には踏み越えるのはたやすいもの。
玄関の鍵を閉めてでなかった私の横着が失態です。
お恥ずかしい限りですが、
まさか、玄関ドアまで押し開けるとは日常的に予想外でした。
by qoomama (2010-10-01 23:42)
takoyaki さんへ~♪
はい、
このまま、ベルに二度と会えなくなるかもしれないと
ついつい、考えてしまいました。
心底怖かったです。
離れてしまったら(迷子)、それは、
「死」を意味すること、と痛いほど分かっていましたから。
大切な私の子供たち(5わん+1)だと痛感しました!
by qoomama (2010-10-01 23:50)
marieさんへ~♪
はい、真面目に、ベルごめんね・ごめんね、って連発しました。
あれから、一ヶ月過ぎて、やっと、記事に・・・
ものすごく凹みました。。。
by qoomama (2010-10-01 23:53)
karlmama さんへ~♪
はい、
もう、そうだったんですう・・・
主人が祭り場で盛り上がっている中で、近所で犬を飼っている家では、
やはり、事あるごとの花火打ち上げに脅えて震えている、って口々に出たそうです。
でも、町会の盆踊りが終わる前に打ち上げるのが恒例になっていて・・・
やはり、家から離れたことや、傍を離れてしまったことが悔やまれます。
二度と犬たちに怖い思いをさせたくないです。
リキは今も夜のお散歩で排泄が終わると、帰りたがります。
大丈夫なこもいるかも知れませんが、
季節行事は要チェック、忘れないようにします。
今も少し神経質になってるかも・・・と思う私です。
親身になって、協力していただいた皆さんのお蔭です!
でも、横浜市内、大通りの向こうに渡っていました。
渡っちゃうものなんですね、もう、ビックリです!
by qoomama (2010-10-02 00:17)